マカオの
世界遺産の街歩き、タクシーを降りたスタート地点はここ。
マカオ半島南西部 有名な媽閣廟や内港にも近く 広場にはかつて水源があり
ポルトガル人が最も早く居住したエリアと言われています。
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亞婆井前地(リラウ広場/Largo do Lilau)
最初の写真のグリーンの建物の前あたりにある広場が 世界遺産なのですが・・・
残念ながら思いっきり工事中。とはいえガジュマルの木があるだけの小さな広場なので
広場を見に来る人は少ないようです。お婆ちゃんの井戸という名前。
でも広場周辺は、
パステルカラーの古い洋館が多く 街歩きが楽しいエリア。
人の多いセナド広場周辺に比べると、生活感もありつつ 静かで落ち着いています。
案内標識もありますが、道が多いので 詳しい地図があると便利です。
ガイドブックにもあまり紹介されないエリアですが、ここにどうしても来たかったのは
映画『
放・逐』(2006年香港 邦題:「
エグザイル/絆」)のロケ地だったから。
返還前のマカオを舞台にした 香港ノワールの巨匠 ジョニー・トー監督作。
上のポスター写真が撮影されたのも、グリーンの家の前あたり。
映画には、工事前のリラウ広場が写っているので 木蔭に座れなかったのは残念。
でも
映画のシーンそのままの家々や通りに立ち、かなり興奮!(→
その2につづく)
渋いオジさん5人の絆と ノワールの美学を描いた作品なので 好みは分かれると
思いますが、味わい深いマカオの風景が沢山出てくるので それも楽しめる作品です。