天安河原を訪ねた後、再び町の方に戻り
向かったのは「
槵触(くしふる)
神社」。
天孫降臨の地と伝えられる 槵触峯の中腹にあり
高千穂を知るのに欠かせない神社のひとつ。
そうした歴史のある神社のことを、高千穂を
訪れるまで全く知らなかったのですが・・・。
御神体である槵触の峯に位置するので、
境内は高低差があり 下から登ります。
境内には山道もあるので、歩きやすい
靴と服装でどうぞ。
主祭神は、瓊々杵尊(ニニギノミコト)。
天照大神の孫にあたります。
古くから神の山として信仰されていた
ものの、社殿が作られたのは江戸時代。
高千穂の神社の多くは、歴史が古すぎて
創祀時期が不明のところも多いのです。
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高天原遥拝所(たかまがはらようはいじょ)
神社の拝殿から、200mほど山道を登ったところ。天孫降臨(てんそんこうりん)の後
八百万の神々が集まり この丘の上に立ち 高天原を遥拝されたという言い伝え。
現在は、森の中にあるので 遠くまで見晴らせる場所ではありません。
*天孫降臨・・ニニギノミコトが、地上を治めるため天から地上に降り立ったこと。
さらに遥拝所の周辺は、
山道が
整備されていて 神話の世界の散策へ。
あちこちに鳥居やお供えがあり
ただならぬ雰囲気の散策路。
不思議な場所がいっぱいです。
その2につづく。