近鉄 下市口駅から、奈良交通の路線バスで
1時間。
バスは民家や田畑を抜けて、山を登り 天川村を目指します。
途中のバス停が「次は○○宅前」・・と個人宅のお名前ばかりでした。
長い長いトンネルを抜けると、天川村に到着です。
トンネルを出てすぐのバス停が「
天川川合」で、その先は東に行けば洞川温泉
西に行けば中庵住 とバスの行き先が別れます。さらに南下すれば十津川方面。
私が天川村を知るきっかけとなった 田口ランディさんの著書『
聖地巡礼』には
天川村に入るトンネルのことが書かれていました。聖地に入ると急に眠くなる・・と。
いよいよバスがそのトンネルから出た時、私も何かを感じるだろうか?と。
敏感な人は具合が悪くなることもある とも聞いていましたが、鈍感な私は
そんなこともなく バスを下りると
空気の美味しさにびっくり!気持ち良い。
標高1719mの大峯山の登山口で、すでに標高800mほどあります。
天川村の位置。
(地図:天川村役場HPより)
奈良県のほぼ中央部にあり、人口1800人。
世界遺産である大峯山(大峯奥駈道)や
名水で知られる天ノ川と洞川温泉。
古くから
修験道(山岳信仰)の聖地であり
また、自然豊かな渓谷も魅力です。
バス停のある「
川合(かわい)」は
渓谷歩きの起点となる場所です。
ここから5kmほど 川沿いを歩いてから
宿泊地である 洞川温泉に向かう計画。
川合バス停の前には、「
天川村総合案内所」があります。(トイレ有)
まずはここで渓谷の地図ももらったり、色々教えてもらうことができます。
後日、帰り際にアクシデントがあり、案内所の方にとてもお世話になりました・・!
天川村の情報は、市販のガイドブック等にはほとんど載っていません。
現地で手に入る情報は貴重で、渓谷歩きの地図やバスの時刻表はとても役立ちました。
これらは、上記の総合案内所で配布されていますが 事前に受け取る方法があります。
天川村役場にメールでお願いすると、無料で自宅まで資料一式を送ってくださいます!
おかげ様で 旅の出発前に取り寄せて、しっかり計画を立てることができました。
大きな封筒に、パンフレットや地図など 必要な情報がたっぷり。
*詳しくは
天川村役場HPへ。
総合案内所からすぐのところに、村で唯一の信号があります。
渓谷歩きの地図に従って、
みたらい渓谷ハイキングに出発。
母と2人で、川へ向かって歩き始めました。