天川村に入って感じたのは、とにかく空や緑の色が濃いこと。
そして、空気や水が澄んでいて とびっきり美味しいこと。
標高が高いので、8月の太陽は眩し過ぎるほど。
天川川合を出発して、4kmを過ぎ
観音峰登山口付近。
それまでの道とは景色が変わり、まっすぐに伸びる木立ちの中。
ずっと前に歩いた
熊野古道の森を思い出しました。
スタートから4.7km地点。
遊歩道から車道に出て、残りの2.5kmは
路線バスで移動することに。
日が落ちる前に、洞川温泉へと
向かいます。
1日数本しかないバスに乗るため
後半はペースを上げて歩きました。
吊り橋や滝が多く、季節ごとに鮮やかな美しさを見せる みたらい渓谷。
これまで9回に渡り、みたらい渓谷の遊歩道あるきを ご紹介しましたが
この
全長7.4kmのハイキングコースは、軽装備でも気軽に楽しめるものです。
バス停の名が「観音峰登山口」とあるように、
本格的な登山はまだここから先。
1347mの観音峰、1726mの稲村が岳、1719m 女人禁制の霊峰 山上ヶ岳へと
続いている山々の 裾野を歩いたに過ぎません。いつか登ってみたいと思います。
天川村役場から事前に送っていただいた、渓谷歩きの
地図。
手描きで 遊歩道の様子や見どころ、距離が詳しく書かれています。
現地の案内板は少ないので、この地図がとても役立ちました。
天川川合の総合案内所でも手に入ります。
次回から、大峯山のふもと 洞川温泉と「行者祭」の様子を。