河井寛次郎記念館を訪ねて ■2 いす
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こんな家に暮らしてみたい、と思わずにはいられない 河井寛次郎旧居。
階段で2階に上がってみると、吹き抜けに 1階を見下ろすこの眺め。
和風でありながら、まるで日本ではないような天井の高さに驚き。

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光も風も 心地良く通り抜ける2階。
吹き抜けを中心に、ぐるりと廊下や部屋があり 一周することができます。
こうした造りは、マカオの旅で見学した 世界遺産の屋敷を思い起こしました。

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建物の設計だけでなく、家具のひとつひとつも 陶芸家である河井氏本人が
デザインしたもの。大正末期、柳宗悦氏を創設者とする「民藝」運動がありましたが
河井寛次郎氏もその賛同者のひとりでした。


民藝運動とは、民衆の「暮らしの中の美」を大切にするもの。
特別な作家ではなく、無名の職人の手による実用的なものを「民藝品」ととらえ
風土による地方色や 先人達の技や知識の積み重ね(=伝統)も重視。


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窓際の書斎。
多才な河井氏は、陶芸にに限らず
彫刻や書に加えて 詩歌や随筆
多く遺しました。
ここに座って書いていたのでしょうか。



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作り付けの収納も、美しくデザインされ 空間に馴染んでいます。
どこを見ても、感心することばかり。


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館内のあちこちに生花が活けてあり
その花器は、もちろん河井氏の作品。
説明を最小限に抑え、空間そのものを見せる
本当に素敵な記念館です。(つづく)
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by sumi2211 | 2012-03-04 00:46 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
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