河井寛次郎記念館を訪ねて ■4 のぼりがま
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この記念館の素晴らしいところは、旧居だけでなく 庭や離れにある
かつてのアトリエ(工房)も見学できるところ。
写真の建物は、これまで紹介してきた住居の部分。

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工房にも 貴重な作品がいくつも飾られ、河井氏の書もありました。
左には、掘りごたつのように ろくろが2つ。
現在では、工房と言うより 美術館のように美しく整えられています。


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そして、素焼き窯
釉薬をかける前に、素焼きをする
ための小さな窯。



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さらに圧巻なのは、階段状になっている 登り窯
釉薬をかけたあと、約1300度の熱で2昼夜焼き続ける 焼成する釜のこと。
これほど大きな設備が、京都の町屋の庭にあるとは!

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登り釜は、斜面にある炉内は階段のようになり 仕切られていています。
一度に大量の作品を焼くことができ、それぞれが一定の温度に保たれる仕組みに
なっているそう。燃料には、多くのマツを使用するのが一般的。

これまでも地方で、登り窯を見る機会はありましたが ここは現在使われていない
場所なので、近くでじっくりと見学することができました。




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入館チケット
作品がデザインされた
おしゃれなチケットです。



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河井氏がデザインした図案を
シールにしたミュージアムグッズ。
なんだか使うのがもったいなく・・・



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勝手ながら、たっぷりと館内をご紹介
致しましたが、空間と作品の調和による
素晴らしさは とても伝えきれません。

ぜひ 足を運んでいただき 陶芸家
河井寛次郎氏の世界を覗いてください。


河井寛次郎記念館
京都市東山区五条坂鐘鋳町569 京阪「清水五条」駅から徒歩10分ほど
公式ホームページ http://www.kanjiro.jp/

*この記念館を訪れた翌年、東京で河井寛次郎氏の作品展を鑑賞し 陶芸に限らず
 その多才で非凡な才能に 深く感銘を受けました。土と炎の詩人と称されています。
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by sumi2211 | 2012-03-09 00:24 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
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