クレタ島でトレッキングに挑戦!
クノッソス宮殿で有名なクレタ島ですが、エーゲ海最大の島で2000m級の山々もあります。
同行の友人Kの提案で、私もトレッキングに挑戦してみました。(2004年5月中旬)
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サマリア渓谷(Smaria Gorge)は、ハニアの街からバスでオマロス村の外れまで登り、
そこから下山して渓谷を歩き、最後には島の反対側の海岸に出るというコースになっています。
全長は、約18km 平均5~6時間のコースです!

羊やヤギが放牧されている農村を抜けて バスで到着したスタート地点は、街よりもひんやりと
涼しく、先の見えないコースに「どれだけ下るのだろう?」と、まず緊張します。
コースの途中にはレストランや売店はないので(トイレはあります)、スタート地点で腹ごしらえ
する人もいます。私はリンゴとお菓子を持って、入山料€5を払って出発です。

はじめの2時間くらいは、ひたすら山道をジグザグと下り、やがて川の水音が聞こえてきます。
大きな石がゴロゴロとした河原を足元に注意しながら進み、スタートして3時間後には
上の写真のような渓谷に出るのです。

はじめの写真の左下、人が歩いているのが分かるでしょうか?
高いところで300mというスケールの大きな谷が、何キロも続いているのです。
下から見上げると大迫力。カメラのファインダーに収まりきらないのが残念です。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の世界に迷い込んだような気がして、言葉になりません。

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海岸のゴールが近くなると、川の水流が
増え 小さな木の橋や飛び石の上を
いくつも渡ります。
そこで荷物を運ぶロバに遭遇(写真)。
車が入れない土地ですからね、、
川が深い所もあり、落ちても知りません
という感じなのでドキドキです。
ハイキングコースというより、
かなりサバイバルなコースです。

途中、日本人には会いませんでしたが、各国語のおしゃべりが聞こえてきて
ヨーロッパ中からこの渓谷にやってきているんだと感じました。
すれ違う人と挨拶をしたり、追い越したり追い越されたり、様々なグループがいて面白いです。
果してゴールできるのだろうか?」というのんびりチームなどなど、、、




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渓谷が終わりに近づくと、目の前には真っ青な海。
そこはもうエーゲ海ではなく、アフリカ大陸へと続く リビア海です!
ビーチに出るまでもかなり歩くのですが、
アギア・ルーメリのビーチには沢山のカフェがあり、
トレッキングの疲れを癒すことができます。
スタートしてからビーチまで、結局6時間近く
かかりました。
フェリーとバスを乗り継いで街に戻ります。






日本を発って3日目なのに、想像を遥かに超える風景に出会えて感動の一日でした。
自分の足で、一生忘れられない絶景の数々が見ることにできる場所であると思います。
翌日からはもちろん全身が筋肉痛でしたけど、、、

道に迷う心配はありませんが、お子様や足腰に自信の無い方にはおすすめできません。
かといって、重装備が必要というわけではなく(本格的なハイカーも見かけましたが)
私はTシャツとジーンズとコンバースという軽装で行きました。
足元が不安定なところもあるので、荷物は少なくして手ぶらが良いですね。
季節によっては入山できないと思いますので、くわしくは現地でご確認を。
クレタ島に行かれる方は一度挑戦されてはいかがですか?

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ゴール地点の村で出会った地元の女の子。
ギリシア語で話せなかったけど、にっこり笑ってくれました。
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by sumi2211 | 2004-09-18 20:17 | Travel -1 Europe | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from Last Decade at 2005-09-19 23:47
タイトル : ハニア 二日目 (サマリア渓谷)
朝6時過ぎ、朝靄の中をバスはハニアを出発した。こんな早い時間でも満員であるのだから、よほど人気があるのだろう。ちょうど1時間ほどでサマリア渓谷の玄関口オマロスという村に到着した。ここからは、個人行動でひたすら最終目的地のアギア・ルーメリという海岸まで歩くのみであった。その全長18Kmの渓谷の前半戦はひたすらに下っていくといった感じだった。このトレッキングは一年のうちでも限られた期間しか開いていないということで、またあまりにも気温が暑すぎると封鎖されてしまうとのことだったが、9月に入ったこの日は朝という...... more
Commented by dates at 2004-09-19 21:53
わ~、本当にロードオブザリングだ。空気がおいしそう!私は遺跡が好きで旅行していましたが、特に記憶に焼き付いているのは雄大な自然の景観かな。やっぱり人工物はかないませんわ。sumi2211 さんがいかに堪能されたかびしびし伝わってきます。
Commented by sumi2211 at 2004-09-20 01:04
datesさん、ありがとうございます。私も遺跡好きですよ。
文章力が足りなくて、写真の力を借りていますけど「びしびし」伝わった
とのお言葉嬉しいです。雄大な自然にはかなわないんですよね。
Commented by gonburimo at 2005-09-19 23:50
写真うまく撮れてますね。渓谷の大きさがよく現れています。薄れかけていた記憶が戻ってきたような(笑)。確かにロードオブザリング!ただ当時はまだ公開前だったので、うまい表現が思い浮かばず、ひたすらすごいんだと熱弁振るってましたね。
Commented by sumi2211 at 2005-09-20 13:41
gonburimoさん★
この時は35mmのレンズを付けていたので、けっこうワイドな感じで
撮れました。コンパクトカメラなど、レンズによっては上まで入り
きらないスケールの大きさですよね。
ひたすらすごいんだと熱弁振るいたくなる気持ち、分かります!


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