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読むと旅に出たくなる文庫本
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旅先に本を持って行く方は多いと思います。
小説であったり、ガイドブックであったり、、
私は旅行記を読んで、本の中で旅をするのも好きです。

今日はそんな「旅に出たくなる本」を文庫の中から
4冊選んでみました。

A 『遠い太鼓』            村上春樹  講談社文庫
B 『クジラが見る夢』        池澤夏樹  新潮文庫
C 『外遊日記』           三島由紀夫  ちくま文庫
D 『カスバの男 モロッコ旅日記』 大竹伸朗 集英社文庫




A ・・・著者の3年間に渡るギリシア・イタリア滞在記。
    住んでみて分かることが興味深いです。分厚いのですがスラスラと読めます。
    実際にこの本と同じルートを旅するファンも多いとか。

B ・・・素潜りの世界記録樹立者、ジャック・マイヨール氏と著者がカリブ海で過ごした日々の記録。
    イルカやクジラが泳ぐ、深い青の水中写真も美しいです。
    ハワイ島のビーチでで読んだら、とても幸せな気持ちになりました。

C ・・・昭和30年代に著者は3度の世界一周旅行に出ています。
    「三島美学」が世界に触れるとどうなるか、、。
    今の時代には無い斬新な旅行記であり、日本について考えさせられることもあるはず。

D ・・・今年になってやっと文庫化されました。
    読んでいるとモロッコの街の景色が目に浮かびカオスの音が聞こえてくるようです。
    銅版画の数々も独特の雰囲気があります。


さて、気になる本はありましたか?
by sumi2211 | 2004-09-20 16:33 | Books | Trackback | Comments(0)


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