イタリア夜行列車の話。
今回の旅では、イタリアで3回フランスで1回スペインで1回 夜行列車を利用しました。
ガイドブックにも要注意と書いてある 南イタリアで、実際に出遭った事件をお話します。

イタリアで初めて乗った夜行列車は、ナポリ(Napoli)発 パレルモ行き(Palermo)。
クシェット(簡易寝台)を予約したので、イタリア人のお姉さん・おじさんと同室で
親切にベッドの組み方などを教えていただき、快適な旅でした。

b0025850_18495837.jpg

写真は上段のベッドが畳んである状態。1室4名のクシェットです。

2度目の夜行は、タオルミーナTaormina)発 ローマRoma)行き。
寝台料金の節約のため、鉄道パスだけで乗車できる2等コンパートメント座席へ。
本来は6人用ですが、空いているので2人で横になって寝られるのです。
途中何度か検札に起こされて、まだ夜明け前
友人Kのバッグが床に落ちているのに気がつきました。
ない財布のお札だけ抜かれてるー!!」

誰かがコンパートメントのドアを開けて中に入ってきたのにも気づかず、私も眠っていました。
幸いパスポートや大きなお金は、腰に巻いていたので無事。
被害は少なくても、その事実にショックを受けました。
b0025850_1951455.jpg





3度目の夜行は、ナポリNapoli)発 ジェノバ(Genova)行き。
もう怖いので寝台を予約しようとしたら、その列車は自由席のみで予約ができないとのこと。
また2等コンパートメントに乗ることに。
今度はドアの近くに 洗濯用ロープを斜めに張り、誰か来たら分かるようにしました。

深夜2時過ぎ、ドアが開き 懐中電灯を照らしてこちらを覗く2人の男性。
どう見ても検札ではない。こんな時間に旅行者が?
私たちが起きたので、堂々とドアを閉めて行ってしまった。
そして深夜 途中の小さな駅で、その2人は列車を降りたのです。
手ぶらなので旅行者には見えません。
「今の2人、絶対に怪しい!このロープのこと話してたね。」
ロープを張ったのは、正解だったと思います。なるべく寝ないのが一番だけど、、

リスクを背負って旅をしているということを、再認識した出来事でした。
[PR]
by sumi2211 | 2004-10-09 19:28 | Travel -1 Europe | Trackback | Comments(17)
トラックバックURL : http://sumi76.exblog.jp/tb/489653
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by kyutona at 2004-10-09 19:51
イタリア・スペインはスリ・盗難がすごいとは聞きますが、まったく許せませんねー。でもロープの名案、すばらしいです!sumi2211さんはゆっくりたくさん旅をしてらっしゃって羨ましいです!私も長期間ヨーロッパを旅したいのですが、そのために仕事を辞めようかやや真剣に考え中です。。。
Commented by mo0621 at 2004-10-09 21:56
そんなことがあったんですね。。。ヨーロッパの列車は昼間しか乗ったことがなかったのですが、怖いですね。ロープを張るのは、ホント名案です!今後夜行列車に乗る機会があったら使わせていただきます。
Commented by catomy at 2004-10-09 22:31
まじっすか!?災難でしたね・・・。
2度目は、起きて気づいていたから良かったですね。
乗るときは、カバンは抱くようにしたり、バックパックは肩掛けのヒモを足に通したりして、防犯対策はしています。
この夜行列車のお話は、参考になりましたー。
Commented by alohabreeze at 2004-10-09 22:55
いい思い出ばかりじゃなかったのですね。
でも、特に個人旅行だと「自己責任」という言葉が重くのしかかってきますよね。
「水と安全はタダ」と思いがちな日本人ですが、個人の危機管理能力も結構備わってきたのでは・・と思う今日この頃です。
あら、今日はちょっとまじめなコメントですね(笑)
Commented by grateful-ted at 2004-10-09 23:04
僕も何度か簡易寝台を利用しました。親切なお婆ちゃんや可愛い女学生達に乗り合わせたりしました。
二人で離れた席しか取れず車掌さんに頼んだら、どう見てもゲイのカップルが買い占めてた部屋に入れてくれたことも!
入り口のドアのロックしてましたか?外からは車掌さんのカギでしか開かないと信じてましたが。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:05
kyutonaさん★
私の場合、長期旅行に出たのはちょうど仕事の区切り目でした。
そのために仕事を辞めるのではなく、次の仕事へのステップのために
気持ちを切り替えるという意味もあったと思います。
焦らなくても行きたいと強く思っていれば、そこにはいつか行ける
のでは?なんて最近は思います。まだまだ行きたい所だらけなので。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:09
mo0621さん★
ロープは友人Kのアイディアでした。
女の子一人で夜行列車は、かなり危険ですよね。
二人でもダメでしたからね。気をつけてご利用ください。
Commented by nattsu358 at 2004-10-09 23:12
スリリングな体験でしたね。いつかローマの安宿に泊まっていたら、ちょっと部屋を離れたほんの数十分に、相方がかくしておいたお金をごっそり盗まれてしまって、すごく寂しい思いをしたことがありました。ちょっと苦い思い出。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:14
catomyさん★
私自身今まで一度も被害にあったことはないのですが
スリを目撃したのは今回が初めてでした。
私の方はバッグを足の間に挟んで、さらに見えないように
布をかぶっていたので狙われなかったのだと思います。
バッグパックはチェーンで上の棚に括りました。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:21
alohableezeさん★
「自己責任」その通りですね。
今回は日本を出発するときから、何が起こってもおかしくはないと
覚悟はしていました。だからこの事件も勉強になりましたよ。
思い出すのも嫌ですが、これから旅立つ人の役に立てばと思い
書いてみました。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:27
grateful-tedさん★
簡易寝台(クシェット)は鍵がかかるのですが
普通の座席車では鍵がありませんでした。
検札の回数も多かった。(深夜にも何度かありました)
クシェットの方が、明らかに安心できました。
途中で車掌さんに起こされることもないですし。
Commented by sumi2211 at 2004-10-09 23:33
nattsu358さん★
そうそうホテルも要注意ですよね。
私はバックパックに鍵をかけて、家具に繋いで出かけていました。
ごっそり盗まれるなんて大変でしたね!怖い。
まぁ命が無事なのが何よりですけど、、、。
Commented by nattsu358 at 2004-10-10 01:23
フロントの男の子が盗んだの。それがわかっていたからまた寂しかったよ。まあ盗ませてしまうこちらに否があるんだけどね。ところでリンク貼らせていただきました。これからもよろしくです。
Commented by sumi2211 at 2004-10-10 12:54
ふたたびnattsu358さん★
盗んだ犯人が分かるって、すごいですね。
私の場合、旅の後半は駅やホテルなどに忘れ物をすることが多く
上着や帽子を失くしました。自分のせいですけど。
リンクありがとうございます。嬉しいです。
Commented by elviajede-sachi at 2004-10-10 14:39
私は、クシェットが取れなくて大騒ぎした女です。乗ってからハンガリーフォリントで払おうとしたら、EUROか米ドルでって言われて、持っていなかったんです。
英語が話せない人を相手に、英語でものすごい言っちゃったりして、なんとかあっちが理解したみたいだったけど、結局、普通の車両をカーテン閉めて寝ました。
sumiさんのお話聞いて、ちょっとびっくりです。
Commented by sumi2211 at 2004-10-10 20:50
sachiさん★
そうそう普通の車両って、鍵はないけどカーテンはあるんですよね。
カーテンを閉めて、窓のブラインドを下ろしていたのですけど、、。
夜行は地域によっては、鉄道よりも高速バスが安全みたいです。
スペインやモロッコは、バスの方が安くて便利ですよね。 
Commented by shing-ha at 2004-10-11 00:46
こんばんはー
スペイン、イタリアはやっぱりスリが多いって聞きますよね。
スペインでは、だんながスリにあいかけて、
思いっきりスネを蹴ったり、
それを見ていたスペイン人の幼稚園の先生が警察を呼んでくれたり
(でも、私たちはスペイン語が出来ないので知らん振りしたり笑)
色々トラブルありました。
バックを切り刻まれたって話も聞いたし、
やっぱり旅行には危険はつき物ですよね。
注意しなければ、と思いつつ、
スペインの列車では寝たりしちゃいましたが、
こういう話を聞くと、危ないことを再認識します。


<< タオルミーナの街歩き スペイン発のファーストフード。 >>