植田正治写真美術館のエントランス。
道路側から見ると、角ばっている建物の
裏側にまわるとコンクリートの曲線。
エントランスに向かうまで、曲線に沿って歩き
建物を楽しめるように造られているようです。
さて、中に入ると まずチケット売り場があり 展示室は
1階と2階に。
階段の下には、笑顔の植田正治さんのポートレート。
入館料は、一般800円。(るーぷバスの一日乗車券を見せると割引になります)
2階の廊下の
大きな窓。贅沢なほどに、ゆったりとした廊下があり
そこから各展示室に入ります。展示室内は、フローリングの床で 暖かい雰囲気。
昨年夏は、「
小泉八雲・植田正治 つゆひとしずく展」という企画展示。
ちょうど自分が松江を旅した後で、記憶と”植田調”モノクロームの景色が重なりました。
展示作品の素晴らしさはもちろん、この写真美術館は建物も印象的。
2階の廊下には、外を眺められる
椅子が並んでいて その先には・・・。
大きなガラス越しに、正面に
大山をとらえることができます。
風がなければ、水面には「逆さ大山」が写るそう。天気が悪くて残念でしたが・・。
また、映像展示室では 世界最大級のレンズを通して 逆さ大山の姿が映像に。
写真美術館の前の稲穂。
一階の
常設展示では、植田正治さんの生涯にわたる作品を 年代ごとに並べ
その移り変わりを知ることができました。ファンにはたまりません。
そして、写真集などとは違った「オリジナルプリント」の魅力も写真美術館ならでは。
長年訪れたいと思っていた、小さな夢がひとつかないました。
■伯耆町立
植田正治写真美術館
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 バス停「植田正治写真美術館」
JR米子駅から大山寺行きバス(期間限定)で 約20分 休館日等ご確認ください