カテゴリ:Travel -12 Japan 10( 218 )
旅の終わりに 京都駅。
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六波羅蜜寺で 踊り念仏が終わる頃
すでに日没が過ぎていて、京都駅へ。

京都駅に直結のジェイアール京都伊勢丹
私がよく京都に来ていた 子どもの頃の
京都駅の印象とは大違い。



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新幹線に乗る前に、夕食を食べようと
11階のレストラン街へ。
せいろ料理の「葵茶屋」さんに
ぱっと飛び込みました。



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出発まで30分ほどしか無かったので、すぐできるメニューをお伺いし
せいろご飯に、天ぷらやお刺身のついた御膳を注文。本当に数分で出て来たので
助かりました。6時前だったので、混んでいなかったのも幸い。

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メインに、せいろ蒸しの豚肉・野菜・豆腐。付けだれは2種類。
これだけいろいろついて、1500円?くらいだったので お安いです。
ゆっくり味わう間もなく、それでもしっかり食べて改札へ!


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当初の予定より1本遅らせて
19時台のこだま、東京行き。
ぷらっとこだまのツアー利用なので
好きな時間のこだまで帰れます。



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東京までは、3時半ほどかかりますが
できたての半兵衛麩と、記念館で購入した
棟方志功と河井寛次郎の対談本をお供に。

最終日も充実の京都の旅でした。



2泊3日 母娘2人で京都旅。
上賀茂神社、龍馬ゆかりのツアー、東寺の弘法市、久しぶりの山科 岩屋神社、
東福寺の庭、三十三間堂、養源院、貴船神社、河井寛次郎記念館、六波羅密寺。
京料理や、ハイアットリージェンシー、ホテルオークラのクリスマス まで楽しみ
当初の予定以上に 盛りだくさんの旅となりました。

桜や紅葉の見頃ではなく、寒さの厳しい冬の京都ですが 師走ならではの
風物詩もたくさん。いつ行っても、何度行っても魅力的な京都のまち。
次の京都は、どこに行こうかな・・と考えるだけでも楽しくなります。 
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by sumi2211 | 2012-03-17 16:13 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
六波羅蜜寺の踊り念仏。
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2010年師走の京都、旅の終わりに立ち寄ったのは 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)。
京阪・清水五条駅から五条通を歩いて、住宅街に少し入ったところ。
その名は 日本史の授業などで聞いていても、実際に訪れるのは初めてでした。

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境内に入ってすぐ、本堂の隣には
都七福神の弁財天が。
それほど境内は広くはありません。

本堂は、南北朝時代(1363)に修営。
1969年に解体修理が行われた際には
多くの文化財が出土したとのこと。



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うっかり通り過ぎそうな場所に
平清盛公之塚」があります。
今年のNHK大河ドラマの役者さんも
ここに参拝(テレビで観ました)。

かつては、周囲に平家一門の屋敷が多く
栄えていたのだそうです。



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六波羅密寺の開祖は、空也上人
醍醐天皇の皇子で、若くして苦行を積み
諸国を歩きながら 念仏を唱えた「市の聖」。

あまりにも有名な 空也上人立像も
拝める宝物館は 平安・鎌倉期の名宝揃い。



■ 今に伝わる 空也の踊り念仏とは・・・!?
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by sumi2211 | 2012-03-15 01:51 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
河井寛次郎記念館を訪ねて ■4 のぼりがま
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この記念館の素晴らしいところは、旧居だけでなく 庭や離れにある
かつてのアトリエ(工房)も見学できるところ。
写真の建物は、これまで紹介してきた住居の部分。

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工房にも 貴重な作品がいくつも飾られ、河井氏の書もありました。
左には、掘りごたつのように ろくろが2つ。
現在では、工房と言うより 美術館のように美しく整えられています。


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そして、素焼き窯
釉薬をかける前に、素焼きをする
ための小さな窯。



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さらに圧巻なのは、階段状になっている 登り窯
釉薬をかけたあと、約1300度の熱で2昼夜焼き続ける 焼成する釜のこと。
これほど大きな設備が、京都の町屋の庭にあるとは!

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登り釜は、斜面にある炉内は階段のようになり 仕切られていています。
一度に大量の作品を焼くことができ、それぞれが一定の温度に保たれる仕組みに
なっているそう。燃料には、多くのマツを使用するのが一般的。

これまでも地方で、登り窯を見る機会はありましたが ここは現在使われていない
場所なので、近くでじっくりと見学することができました。

■ かわいらしい記念品も。
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by sumi2211 | 2012-03-09 00:24 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
河井寛次郎記念館を訪ねて ■3 たたみ
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陶芸家・河井寛次郎氏が暮らしていた館内には、あちこちに作品が置かれています。
花器や皿などの陶芸作品と並んで、本人愛用の美しい民藝品も。
ガラスケースには入っていないので、じっくりと鑑賞できます。

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手の形をした大きなオブジェや、木彫の作品も タタミの上に。

アトリエや住居の雰囲気そのままに 空間を活かして作品を展示するのは
ピカソの美術館など ヨーロッパでは多いスタイルかと。
(日本では紙や木の作品を 湿度や光から守るため 保護するのが一般的)

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そうした作品も魅力的ですが、陶芸家本人が設計した建物自体
創造性に富み とても見応えがあります。
柱のひとつひとつ、手すりや障子に至るまで、考えられているような。


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中央の吹き抜けには、天井から大きな
滑車が吊るされていました。
ロープも太いので、重い作品を
吊り上げたりしたのかも・・? 



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京都の市街地で、これほど ゆったりとした住居というのは
なかなか 贅沢だったのではと思います。
続いては、庭と陶芸のアトリエへ。
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by sumi2211 | 2012-03-05 23:20 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(2)
河井寛次郎記念館を訪ねて ■2 いす
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こんな家に暮らしてみたい、と思わずにはいられない 河井寛次郎旧居。
階段で2階に上がってみると、吹き抜けに 1階を見下ろすこの眺め。
和風でありながら、まるで日本ではないような天井の高さに驚き。

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光も風も 心地良く通り抜ける2階。
吹き抜けを中心に、ぐるりと廊下や部屋があり 一周することができます。
こうした造りは、マカオの旅で見学した 世界遺産の屋敷を思い起こしました。

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建物の設計だけでなく、家具のひとつひとつも 陶芸家である河井氏本人が
デザインしたもの。大正末期、柳宗悦氏を創設者とする「民藝」運動がありましたが
河井寛次郎氏もその賛同者のひとりでした。


民藝運動とは、民衆の「暮らしの中の美」を大切にするもの。
特別な作家ではなく、無名の職人の手による実用的なものを「民藝品」ととらえ
風土による地方色や 先人達の技や知識の積み重ね(=伝統)も重視。


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窓際の書斎。
多才な河井氏は、陶芸にに限らず
彫刻や書に加えて 詩歌や随筆
多く遺しました。
ここに座って書いていたのでしょうか。



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作り付けの収納も、美しくデザインされ 空間に馴染んでいます。
どこを見ても、感心することばかり。


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館内のあちこちに生花が活けてあり
その花器は、もちろん河井氏の作品。
説明を最小限に抑え、空間そのものを見せる
本当に素敵な記念館です。(つづく)
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by sumi2211 | 2012-03-04 00:46 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
河井寛次郎記念館を訪ねて ■1 いろり
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ふたたび '10 師走の京都旅行記に戻ります。
京阪の清水五条駅前で、半兵衛麩の本店に寄ってから 五条通を東へ。
東山五条の交差点の手前の路地を入ると、静かな住宅街に馴染むように・・

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陶芸家・河井寛次郎の自宅兼工房跡の「河井寛次郎記念館」があります。
陶芸好きというほどではないものの、素敵な記念館であるということは何度も
聞いていたので 一度は訪れたいと思っていた場所でした。


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京都らしい町家の引き戸を開けて
一歩中に入ると奥行きのある空間。
玄関を抜けて、受付は廊下の先に。
陰影の深い空間に、引き込まれます。



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玄関には、お正月かざりでしょうか。
小さな米俵が飾られています。
館内では、随所でこうした室礼を
楽しむことができます。



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河井寛次郎氏が 暮らしていた頃を彷彿と
させる記念館で、建物の中を自由に見学。

建物は、河井氏本人の設計によるもので
館内の家具や調度類も、本人のデザイン。
または本人が集めたものだそう。
そのため空間の調和が素晴らしいのです。



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1階の囲炉裏には餅花。
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by sumi2211 | 2012-03-01 12:07 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
五条で「半兵衛麩」を買う。
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午前中に貴船神社に参拝し、叡山電車から京阪本線に乗り換えて
清水五条駅」下車。山側に歩けば かの有名な清水寺があるところ。
でも、今回の目的地は 何度も訪れている清水寺ではなく 別のお寺です。

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お寺に向かう前に、ちょっと寄り道してお買い物。
清水五条駅出口から徒歩1分。五条通から一本折れたところにある
半兵衛麩」さん。創業は元禄2年の お麩の老舗。

この五条大橋東にある本店は、写真左の京町家の建物と 右側の石造りの洋館が
店内で繋がっていて、裏庭や茶房まである面白い造り。販売店舗は洋館にあります。


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店内が素敵なので、京町家のほうも
ちょっと覗かせてもらいました。
本当は、こちらで予約制のお麩のランチ
をいただきたかったのですが・・
時間の都合で断念。またいつか。



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料理好きの友人に 季節の花麩を。
320年を超える老舗とはいえ
「お麩」なので 豊富な種類と
手頃な価格が嬉しいです。
丁寧に包装してくださいます。



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自分用には、こしあんを生麩で
包んだ「笹巻麩」を。
あまり日持ちがしないので、帰りの
新幹線で 美味しくいただきました!
甘さ控えめで 何個でも食べられそう。
もっちりとした質感は、さすがの逸品。



感心したのは、ほんの少しの買い物をしただけでも 店員さんが店の外に出て
私たちが五条通の角を曲がるまで 頭を下げ見送ってくださったこと。
老舗ならではの丁寧なおもてなしに、大変感動いたしました。


半兵衛麩 本店
京都市東山区問屋町通五条下ル上人町433 http://www.hanbey.co.jp/
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by sumi2211 | 2012-02-21 00:40 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
貴船神社の御朱印。
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子どもの頃に何度か訪れていたけれど、こうしてまたゆっくりと貴船を訪ねることが
できて良かったです。神社までひたすら歩いて、貴船は水との関わりが深いのだと
改めて実感。水音が絶えず聴こえていました。


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貴船から母が持ち帰ったのは
貴船神社のご神水
名入りの持ち帰り用ボトルが
社務所で販売されています。

家の神棚や仏壇にお供えします。



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私は、御朱印をいただきました。
神社の略記なども参考になります。



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「きぶねぎく」の描かれた水景色の
神社の手ぬぐいもあったので
手ぬぐいコレクションに加えました。



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また、社務所で 貴船1dayチケット
提示すると 記念品として一筆箋が
もらえました。沿線の寺社でも、割引等
の特典が多いので、お忘れなく。



■帰りも叡山電車に乗って・・・
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by sumi2211 | 2012-02-14 12:58 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
貴船神社へ その5■丑の刻?
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参道を100mほど歩いて、貴船神社奥宮の神門をくぐります。
貴船の水源地にある奥宮は、木々に囲まれとても静かな境内。
私たち以外、その時は誰もいませんでした。

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門のそばに、小さなお社。
3つの末社があるようです。



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手水処
本宮と同じように、山の湧き水が
豊富に流れています。
真冬でも、苔の多いこと!



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本殿の前には、小さな能舞台があります。
もしこんな場所で薪能を観れたなら、感動するでしょうね。

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山側には、城の石垣のようなものが見えます。
なぜ石垣が?と思ったのですが、これは船の形をしている船形石
かつて、玉依姫が貴船まで乗ってこられた黄色い船を小石で隠したという伝説が。
「貴船」の語源が、この「黄船」からきているとの説もあり。

■貴船神社にまつわる 数々の伝説。
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by sumi2211 | 2012-02-11 00:59 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
貴船神社へ その4■思ひ川
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結社からさらに上流へと歩いて、奥宮参道の入り口に到着。
そこで母が、貴船川にかかる「」を見つけました!
雨が止んで晴れたところで、ラッキーでした。見えるでしょうか。

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奥宮に近づくほど、森が深くなり 大きな木がたくさん。
木々が根を張りめぐらし、貴船の水源をしっかりと守っているようです。


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相生の大杉

同じ根から映えた2本の杉。
樹齢1000年ともいわれ 老夫婦のような
杉の木です。和泉式部が参拝した頃に
誕生していたのでしょうか。



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奥宮参道入り口には、貴船川に注ぐ「思ひ川」が流れています。
参道に小さな橋がかかっていて、禊をしていた川とも伝えられています。
かつては本宮が 現在の奥宮の場所にあったのです。

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奥宮参道を歩くと、禁足地となっている貴船の山の様子が。

この山奥には かつて雨乞いの神事が行われていた滝があるそうですが、
入り口から眺めただけでも 豊かな水源であると感じられました。
真冬でも、この辺りは枯れていないのです!


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誰もいない 静かな参道を歩くと
鳥の声や風の音が 聴こえてきます。
師走の参拝も良いものです。
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by sumi2211 | 2012-02-10 00:36 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)