香港2日目の午前中、MTRの太子駅で降りて 東へ徒歩5分。
大通りから洗衣街を入って、一本目の通り「
花墟道」へ。
ここは 花の問屋街・フラワーマーケットです。
花墟道の入り口には、鮮やかな花束を並べるお店が。
お店は通りの片側だけですが、なんと
300mほど 花屋ばかりが続きます!
市場チェックは大好きなので、さっそく歩いてみましょう。
さっそくカルチャーショックを受けたのは、
着色のバラ。
着色の花でなくても、アレンジのセンスも 日本とはずいぶん違うので
香港風?にひたすらびっくり。派手さが大切なようですね。
気をとりなおして通りを進んでいくと、花束などのアレンジよりも
生花を
材料(花材)として販売しているお店が 多いことが分かります。
たとえばこんな風に、同じ種類の花を沢山束ねて
かなり安く販売。
問屋街なので、街の花屋さんや他の市場よりも安く 日本よりもずいぶん安い印象。
しかも種類や色が とても豊富。束でも数百円程度?
まあるい
菊の花。テニスボールのように大きい。
暖色系のバラ(玫瑰花)やカーネーションは、一番多いと思います。
お店の前を通ると、濃厚な
花の香りに包まれて うっとりするほど。
日本に買って帰りたかった
蓮の花。
レストランやお寺などに飾られるのでしょうか。お供えでもよく見かけます。
思わず近寄ってしまうほど 可愛らしい
蓮のつぼみ。
問屋なので、どの花も つぼみか咲き始めの状態がほとんど。
切り花だけでなく、
観葉植物のお店や造花の専門店もあります。
緑が多くて、癒される空間でした。
あちこちで見かけた小さな白い花は、
ジャスミン(茉莉花)。
コップに入るくらいの量で、100円ほど(HK$8)。大好きな香りです。
やや高価な花は、1本1本にカバーが。
美国(=アメリカ)や日本から
空輸
されてきた花も並んでいます。
世界の花が揃っているのですね。
ここでご紹介したのは、花墟道のほんの一部。
ほかにも沢山の花々があり、季節によっても品揃えが違うと思います。
歩いているだけでも癒し効果抜群のフラワーマーケットは、お散歩コースにも◎
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花墟道 Flower Market Rd.
MTR太子駅B1出口 太子道西(Prince Edward Rd. West)から洗衣街に入り
1本目の道。徒歩5分ほど。たいていガイドブックなどに載っています。
もちろん旅行者でも買い物OK。ホテルに飾っても良いですね。