2010年6月中旬。香港旅行の帰りに、JRの
成田エクスプレス 新型車両を利用。
この時はまだ従来の253系も走っていたので、本数の少ない新型E259系に乗るため
わざわざ空港で待ったのでした。現在は、全車両が新型で運行されています。
成田空港駅から乗車したのは、NEX38号新宿行き。
2910円(閑散期料金)
赤・白・黒のベースカラーは変わらず、普通車の印象はそれほど変わりません。
グリーン車では、本革の黒いシートが使われ 床は絨毯敷きだそう。
座席はゆったりとしていて、足元に荷物を置いても十分なシートピッチ。
リクライニングしても手の届く 大型テーブルが付いています。
飛行機のエコノミー席に比べると、シートの幅も広いような印象。
車内で目立つのは、大型の液晶案内装置。
停車駅などは、日英中韓の
4か国語対応です。
車両の中央部分にもあるので、どの席でも読みやすいと思います。
英語表示の地図や、全国の
週間天気予報も表示されていました。
空港行きの下り列車では、もちろんフライト情報も。
帰国後すぐに国内の様々なニュースを読めるのは、ありがたいです。
テーブルは、ノートパソコンも置ける
大きさがあり 肘掛けにコンセントも常備。
公衆無線LANサービスにも対応。
新しい振動制御装置の導入により
列車の揺れを軽減。スカイライナーに
比べると乗車距離・時間が長いので
パソコンを使う人も多いのかも?
新たに導入された 4桁の
ダイヤルロック。
防犯カメラも設置され、荷物置き場の
セキュリティーが向上。
キーレス方式で簡単でしたが、ロックせずに
置いている人も多いようでした。
以前から気になっていたので、この改善は
良いのではと思います。
全体的に車内が黒い配色なので、好みは別れると思いますが 車内設備は
快適に
使いやすくなっているように感じました。今後もぜひ利用したいと思っています。
さらなる改善を望むのは、運賃の高さと 都内を走るのに時間がかかる点。
空港専用線を持つスカイライナーに比べると、
山手線内での遅さが気になります。
新宿ー成田間の場合、山手線で日暮里に出て スカイライナーを使う方が速くて安い。
もちろん乗車時間は長くても、ゆったり座れて 乗り換え無しという魅力は大きいので
長いフライトで疲れている時や、荷物が重い帰国時には「
N'EX」を選びます。
今後も、スカイライナーとN'EXの両方を 場合によって使い分けるつもりです。