大峯山のふもと 洞川温泉で
有名なものといえば、美味しい水。
天然記念物「五代松鍾乳洞」を水源とする
「
ごろごろ水」があります。
旅館の部屋にも、ペットボトルが。
環境省の
名水百選にも選ばれた まろやかで
体に優しい アルカリ天然水。
古来から 行者の喉を潤してきた神の水。
とても美味しいので、今でも時々取り寄せて
大事に頂いています。 *
ごろごろ水専門店
最近は、東京の高級スーパーでも発見!

そして、もう一つの特産品といえば 伝統の和漢薬「
陀羅尼助丸」。
修験道の開祖 役行者が、山中の黄柏(おおばく)を陀羅尼経を唱えながら煮詰め
陀羅尼助と名付けたのが奈良の薬の始まりとも伝わっています。
その薬が今も洞川で作られ、小さな温泉街に10軒以上の だらにすけ専門店が
並んでいます。漢方には興味があるので、お土産に購入。12包500円

陀羅尼助丸(だらにすけがん)は、
和漢胃腸薬で 効能は一般的な胃腸薬と同じ。
主成分は、オオバクエキス・ガジュツ末・ゲンノショウコ末。
黒くて小さな粒状で、大人は1回に
30粒!服用するので、個包装。
私は胃が弱く、時々胃が痛むため 陀羅尼助丸を服用してみたところ おだやかに
効果があったように感じました。良い薬です。(苦みあり。副作用はない様子。)

だらにすけ店は、陀羅尼助丸だけを扱っているので 種類は量の違いだけ。
そして、どの だらにすけ店でも扱っているのは同じ商品で パッケージの違いだけです。
というのも現在の薬事法のため、同じ工場で作っているからだそう。
かつてはお店ごとに
秘伝の製法?があったという話も。
看板に歴史を感じる
増谷久八商店さんで購入。
いくつか購入したので、小さな
だらにすけの試供品も頂きました。
洞川の陀羅尼助丸は、通信販売や
デパートなどでも手に入ります。
白鳳〜奈良時代に生まれた漢方薬が
今に伝わっているのは、凄いことですね。