洞川温泉「行者祭」2010 その4。
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'10奈良旅行記、天川村洞川温泉の「行者祭」のつづきに戻ります。(→前回まで
子どもたちから大人まで、鬼の扮装をした鬼踊り行列で 祭一番の主役は
やはり修験道の行者(ぎょうじゃ/山伏とも呼ばれる)さんたち。

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鬼の宿で祈祷されているときは、鬼気迫るような厳粛な雰囲気でしたが
読経が終わり歩き出すと、一転して談笑しながらの 和やかな行列に。
全国から集まっている行者さん それぞれに、この祭を楽しんでおられるようでした。

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ざっと100名は超えていそうな 行者さんの行列。
山での修行中と同じ、白い装束に白足袋で 手には大きな数珠や法螺貝(ほらがい)。
旅館の2階を見上げて、子ども達に手を振ったりされていました。 


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日常的には、あまりお目にかかることが
ないので 装束にも興味津々。
毛皮の腰巻きをされています。

日々山々を歩いて修行されているだけに
がっしりした体格の方が多い印象。





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鬼の宿を出発した御神火が、龍泉寺境内に到着すると 祭の最後に
行者さんにより「御礼護摩」と呼ばれる護摩焚きが行われます。
村人や一般客も、一歩下がって静かに見守ります。

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大きな炎の周りを、行者さんが四方を取り囲み 読経が始まりました。
次第に炎が大きくなると、薪を崩しては中心に集めていく人の動きが きびきびとして
所作が美しいことに感心。修行を積めば熱さにも耐えられるとか・・。

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法螺貝の音と共に、低い声で一斉に読まれるお経は 夏の夜空に響きながら
周囲の山々へと届いているかのようでした。その独特な雰囲気は忘れられません。
日本の祭が、古来から 深く自然や信仰と結びついていることを実感。

30分ほど続いた護摩焚きは、最後には小さな炎となって終了。
その後には、夜空に花火が打ち上がります。(つづく)  
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by sumi2211 | 2011-05-29 18:57 | Travel -12 Japan 10 | Trackback | Comments(0)
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