西信貴ケーブルで、大阪側から登ること7分。
徐々に傾斜がきつくなって、山の上の「高安山駅」に到着します。

ケーブルカーの
高安山駅(たかやすやま)。
高安山は、大阪府と奈良県の県境に位置する山。
ここはまだ信貴山ではありません。

駅前には、バス停があるだけで 信貴山行きの
近鉄バスに接続。
「信貴山福招ききっぷ」には、このバスの往復乗車券もついていました。
割引なだけでなく、小銭を用意しなくて良いので楽でした。

バスで、「
信貴山門」まで10分。
途中の霊園でほとんどの人が降りて、山門まで来たのはごくわずか。
この日は山の天気があやしかったので、すいていたように思います。

帰りのバスをチェックして、100mほど道なりに歩くと
朱色の鮮やかな「
開運橋」。昭和初期に造られ、登録有形文化財。
きれいに塗り替えられていたので、新しい橋なのかと思いました。

全長106mもの 開運橋で大門池を渡り、
信貴山へと入ります。
橋の上から見える景色は、ケーブルカーで登って来たのが信じられないほど
広く穏やかな水面で 山の上であることを忘れそう。

橋を渡ったところは、もう
総本山 信貴山朝護孫子寺の境内です。
最初の鳥居からは、山の全体が見えないので 後でその規模に驚くことに!
さっそく大寅のおしりが見えています。 (つづく)