円形の中庭に出ると、ボートが浮いていて その下には黒い車。
『雨降りタクシー』と題された作品で、記念写真を撮る人が絶えない場所です。
この美術館がオープンしたのは、1974年。
サルバドール・ダリ(
Salvador Dalí 1904-1989)が70歳の時でした。
スペイン内乱で焼けた
市立劇場を改装した建物なので
ガラスのドーム天井の下は、ステージのような広い空間です。
リンカーンの顔に見える大きな絵は、近くで見ると ダリの妻ガラの裸というだまし絵。
あちこちに こうした遊び心ある
トリックが仕掛けられています。
この両サイドから小さな展示室に入ります。
展示室は20以上あるので、案内図を見ないと迷子になりそうです。
学生の団体も多く、先生の話を聞いて勉強している子どもたちも沢山いました。
黒い車のフロントに立っている女性像。
エルンスト・フックスの作品です。
中庭の壁面には 様々なオブジェが
飾られているので、見逃せません。
(車の写真は人が多すぎたのでパス)
ガラスのドームからは、日差しが
差し込んで明るい空間となっています。