七草を過ぎた頃、隅田川とこの景色が見える街へ。
私の故郷でもあり、新年は
浅草の観音様にお詣りしないと落ち着きません。
スカイツリーの見えるこのスポットは?というと・・
かの有名な、
雷門の目の前にあります。
雷門前は、一年中賑わっていますが お正月となれば一層賑やか。
仲見世のお正月の雰囲気も、毎年の楽しみです。
雷門の向かい側に、昨年こんなビルが。
台東区の「
浅草観光文化センター」で
隈研吾氏の設計だとか。
昨年も何度も浅草を訪れていましたが
建物の中に入ったのは初めて。
その観光文化センターの最上階に、入場無料の
展望テラスができていました。
正面は、雷門から伸びる仲見世と浅草寺・五重塔などを一望。右手にはスカイツリー。
浅草に生まれ育った母でさえ、この眺めは初めてで 感心していた様子。
テラスの隣には、カフェもあり ゆっくりお茶を飲む事もできます。
この日のお楽しみは、浅草公会堂の「
新春浅草歌舞伎」。
母が突然「海老蔵の勧進帳が観たい!」というので、年明けに慌ててチケットを
とりました。第2部の 毛谷村・口上・勧進帳を鑑賞。
口上では、
海老蔵さんが市川家に代々伝わる「睨み」を披露。
新年ににらまれると邪気払いとなり、一年風邪を引かないという言い伝えもあるもの。
勧進帳は歌舞伎の十八番ですが、観た事が無かったのでとても楽しめました。
長唄囃子・装束・舞台装置を含め、歌舞伎の世界観には魅了されます。
終演後は、浅草寺と
浅草神社(三社さま)に初詣。
今年もどうぞ宜しくお願いしますと、手を合わせると 落ち着きました。