
さて、原子力空母ジョージ・ワシントンが停泊する
12号バースを背中に
軍港めぐりの船は、どんどん沖へとスピードを上げて進みます。
横須賀本港からすこし外の海に出るので、波で左右大きく揺れながら・・

遠くの海上には、海上自衛隊の艦船も見えましたが 目の前にやってきたのは
重機を載せた
台船。夏の花火大会では打ち上げ場所としても使われたと
説明がありました。海の上にクレーン車という面白い光景。

その台船もスピードを上げて、港へと入って行きました。
前方にジョージ・ワシントンも見えています。
その時に状況に合わせて、
生のガイドが聞ける所が 軍港めぐりの魅力ですね。

そして船は外海で大きくUターンして、
長浦港へと入って行きます。
陸には巨大なクレーンや大きな建物が並び、それらの解説もあり。
日産自動車の工場前の巨大な船には、輸出用の自動車が何千台も乗るのだとか!
窓の少ない箱のような船ですが、よく見ると手前に
小さな白い船が2隻。
その2隻が巨大な船を押して着岸させています。飛行機のプッシュバックみたい。

日産追浜工場の隣には、深浦湾という小さな入り江や工場などがありますが
このあたりは かつての
予科練(海軍航空隊予科練習部)の跡地。
昭和の初め、10代の少年兵たちが訓練を受けていた所で、現在も地下の塹壕などが
残っています。予科練の発祥の地が、横須賀(追浜)だと初めて知りました。

そうした戦争の記憶を語る港を、軍港めぐりの船は進み 船越地区へと
入って行きます。ここからは海上自衛隊の司令部と艦船が並ぶところ。
まず見えたのは、483 「
むろと」。敷設艦という、海底にケーブルを敷く特殊な船。

さらに、5106「
しょうなん」5104「
わかさ」が並んでいます。
どちらも、海洋観測船で海洋地形や水質などを調べる任務の船(非武装)。
艦番号が3桁は主力艦、4桁は後方任務の艦船という分類があるようです。

「しょうなん」は、
全長103m。海自の艦船は米軍のものよりも、近くで見る事が
できるので大きいなぁと感じます。お昼時だったので、人は見当たらなかったのですが
双眼鏡などなくても、細かいところまでよく見えます。
この日は金曜日だったのですが、金曜日の昼食といえば
海軍カレー。
そんなガイドさんのお話しを聞きながら、長浦港をぐるりと一周します。(つづく)