河原の向こうにそびえる カスバの村
アイト・ベン・ハッドゥ Aït Ben Haddou。
堂々としたたたずまいは、砂漠の城のようです。1987年 ユネスコ世界遺産登録。
タクシーのドライバーの案内で、村の中に入って丘の斜面を登ります。
(上の写真、昨年の雑誌FIGARO japonモロッコ特集のグラビアを真似してみました・・)
現在も
5家族ほどのベルベル人が住んでいる
という住宅や、小さな土産物屋が並ぶ路地。
眩しい空を見上げると、
土壁を支える 木の柱。
日干しレンガ造りの建物は、長い年月をかけて
風化していてところどころボロボロ。
警備員や案内図もない世界遺産は珍しく
その素朴さがモロッコらしさのような気も・・。
丘の斜面を登っていくと、眼下には
カスバの村が拡がって見えます。
右手には 渡った川(ほとんど水が無い)。ところどころにナツメヤシなどの緑。
砂漠地方でもこのあたりは雲があり、写真の暗くなっているのは
雲の影です。
そして、
頂上から見える景色は・・・!