南大門市場(ナンデムンシジャン)の路地裏に
朝食を食べに行きました。表通りから一本中に
入った 通称「
カルチジョリム通り」。
入り口の細さに、通り過ぎてしまいそうな場所。
お昼には市場の人々で満席になるという店も
朝の8時台には まだ準備中の雰囲気。
雑誌『Pen』2005年9/15号でも 紹介された
カルチジョリムの老舗「
ヒラク」へ。
ハングルの看板を読んでいると、お店の
おばちゃんが「座って座って~」といった風に
テーブルに案内してくれ、名物を注文。
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カルチジョリム(
太刀魚の辛煮)
5000w
狭い店内は、少ないメニューと テーブルと椅子があるだけの素朴な食堂の雰囲気。
年季の入った金物の鍋に、熱々の煮物。ご飯とパンチャン。のりと醤油のようなタレ。
写真の鍋は、2人前。
太刀魚の切り身・大根・ネギなどが煮込まれ ヴォリュームたっぷり。
店の入り口で火にかけているのを、すぐ持ってくるので熱々です。
熱いので小皿に取って、小骨に気をつけながら食べました。
白身が見えないほどの赤さなので、
辛い・・・でも甘みもあって止まらない美味しさ!
おでんのように甘く煮込まれた大根も
絶品。これで5000w(約600円)は、安いですよね。
本当は、もう1つの名物「茶碗蒸し」を食べたかったのですが お腹がいっぱいで断念。
店の前で
調理しているところを見せて
もらいました。鍋が山積み!
ゴム手袋をしたおばちゃん(アジュンマ)
たちが、せっせと火にかけていました。
まさに、ソウルでこういうものが食べたかった。
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ヒラク
中区(チュング)南倉洞(ナムチャンドン)34-33
最寄駅は、地下鉄地下鉄4号線フェヒョン(会賢)。
日本語不可。夜は早く閉まるようです。