拝殿の脇に 桜色の濃い”
しだれ桜”が見事に咲いていました。
足元にまで垂れている桜の花は、風格ある神社建築に彩りを添えていました。
拝殿には、紀伊熊野で見たような「
やたがらす」の絵柄が。
御祭神は、イザナミノミコトをはじめ 根本熊野三所大神ですから 繋がりもあるのでしょう。
そして、拝殿の後ろには とても立派な御本殿が見えています。
弓弦羽神社は、
阪神大震災で被災していますが この本殿と拝殿だけは無事だったとの
お話が、
神社のホームページに綴られています。伝統建築の強さとは・・!
御本殿にはもちろんは入れませんが、そのほか小さなお社が いくつも連なっていて、
出雲大社のように沢山の神様が祀られていました。
中には、酒造の神様もいらっしゃって「
灘の酒」の地だからと納得。
我が家の遠い先祖も、灘の酒屋の一つだったと聞いたことがあります。
この弓弦羽神社の桜の色は、この神戸・京都の旅で 一番鮮やかだったように
記憶しています。またこの季節に訪れたいな・・と心に留めました。