モネの「睡蓮」の世界を体感できる
地中の庭を散策して 待つこと1時間。
整理券の番号順に、チケットセンターで鑑賞券(大人2000円)を購入。
チケットと共に、フロア図や作品解説の入ったパンフレットを受け取ります。
館内は建物も含め一切の写真撮影が禁止なので、カメラはコインロッカーに。
チケットセンターから、ゆるい坂道を歩いて3分ほどで ゲートに到着。
チケットで入場制限されているので、ここで並ぶということはありません。
ゲートからは、さらにスロープが続いていて 建物は見えません。
でも撮影できたのは、残念ながらここまで。
安藤忠雄さんの建物自体が
作品のひとつである「地中美術館」は、情報が少なく 謎に包まれています。
ざっと展示作品の概要と雑感
●クロード・モネの「睡蓮」シリーズを、自然光の入る一つの白い部屋に展示。
細かい大理石の床も、美術館にはとても珍しいもの。
●ウォルター・デ・マリアの作品は、圧倒的なスケールの空間そのもの。
まさに地中美術館でしか見られない、建築とのコラボレーション。
●ジェームズ・タレルの3つのスペースは、ユニークな方法で光を感じる作品。
美術館スタッフの案内を聞きながら 実際に体感するもの。
●地中美術館の建築は、いったいどうやって造ったのだろう?と思うような
複雑なコンクリートの構造。空から見ると、地中に埋まっているのだから不思議。
館内の「
地中カフェ」で、ランチプレート(1000円)を頂きました。
席が少ないので混んでいましたが、瀬戸内海の見える大きな窓がある店内。
食事をして、館内を歩き、ゆっくり作品鑑賞すると、3時間近くたっていました。
企画展示を行わず、
永久設置の作品のみという 珍しい美術館ですが
実際に訪れてみると そこにしかない建物・光・緑と 作品が共存し
世界からも注目されている理由が分かる気がしました。
展示作品が変わらなくても、またいつか訪れたいと思う美術館です。
■地中美術館(ちちゅうびじゅつかん)
香川県香川郡直島町3449−1 町営バス「地中美術館」下車すぐ
http://www.chichu.jp/